歯科医にかかる時、明細に医学管理費という項目があります。
一般に、歯科衛生士による口腔衛生実地指導、義歯に不具合が起きたときの調整料などに加算される点数のようなのですが、これを連発する歯科医に出会ったことがありました。
この歯科は夫が電話帳で探し出した歯科でしたが、技術はよく自分でも技術に自信があるらしく、とにかく、患者の希望より自分の意向で何でも決めてしまうということが問題でした。
例えば、このような話があります。
夫は虫歯の治療に行ったのですが、その治療後、 突然タバコの害についての講義が始まったり、歯ブラシの磨き方の実習、歯磨き粉のことまで講義が展開されるのです。
私も虫歯治療をして終了後帰してもらえず、歯ブラシの使い方の講義。
そんなことは分かっているからと丁重に断ったのですが、私の意向は無視して歯科衛生士に代わり歯ブラシの持ち方の実習をさせられて、その後、必ずつけられていたのは医学管理費でした。
<何だか高いなあ>と感じて確認してみると、必ず医学管理費が付けられているのです。
その前に大きな病院の歯科に通っていた経験では、医学管理費は自分から依頼しない限りかかってきません。
自分が依頼もしないことで、医学管理費をかける会計の不透明さに私は、三ヶ月位で逃げだしました。
その時も何だかんだと離してくれないため、体調が悪いので予約制でない所を探したいと申して出て、やっと振り切りました。
おかげ様で、医学管理費という項目に、すっかり詳しくなりました。
引越しが多い方は、引越し先でいい歯科医院を捜すことは、結構大変です。
患者離れの悪い歯科医院や、いろいろな口実をつけて医学管理費をつけたがる歯科医は、要チェックです。
歯科医は上手に選びましょう。
そうすることで、ひいては医療費節約が可能になります。
それでも、歯科医院は行ってみなければ判断できないことが厄介ですね。