台風の備えはしっかり窓を閉めること!

taifuu

台風シーズンになると、思い出すことがあります。

台風の直撃を受けたことがありました。高校生の時です。

その時、父親は出張中で、台風のため帰ってこられなくなりました。

私達家族は、私と母と弟と祖母との四人で、台風を迎えなければならず、強風吹き荒れる最中、親子四人奥の部屋に固まっていました。

多分、真夜中だったと思いますが、ドーンという轟音がして、慌てて見に行くと、東側の道路に面した玄関と洗濯シンク間の壁に大きな穴が開いていました。

家のなかにゴーゴーと風が入ってきます。

私達は、家にとどまっているべきかどうかすら判断がつかないまま、強風と雨に閉じ込められていました。

私達はなす術なく朝を待つしかありませんでした。

なにせ、父親は不在、祖母はうろたえているだけ、私は高校生で、弟は中学生、台風に備える知識すら持っていません。

とにかく、朝まで何とか無事を迎えるために、奥の和室で震えているしかありません。

洗面台の所は2階へ上がる階段があり、壁に開いた穴から強風が入りこみ、ゴーゴーと階段を通り抜け、行き場のない風は、2階の屋根を瓦ごと飛ばしてしまいました。

2階の窓を開けて、風の通り道をつくってあげればよかったことは、後に学びました。

しかし、風速何十メートルという風が通り抜ける階段を登って、2階の窓に風の通り道を作ってあげることなど可能だったでしょうか。

洗面所で何とか風を食い止めようとして母は細かいガラス片を体に受けてしまっていました。

風が、割れた洗面所の窓ガラスの破片を巻き上げていたのでしょうから、おそらく、不可能だったでしょう。

壁に穴が開いた原因ついては、家の柱が壁を突いたからでした。

わが家から区画をひとつ挟んだ斜め前の家が、窓を30㎝位開けていて屋根を飛ばしたのでした。

その残骸の柱が大風に乗ってクルクル回り、わが家の壁に当たり、壁に大穴をあけたという次第でした。

当の家も屋根がすべて吹き飛び、水浸しになっている状況にあって補償金も要求しにくい状態でした。

父は、天災だから仕方ないと言って請求を諦めました。

当時は、地震や台風には保険が適応されませんでした。台風の風の力は強大です。

油断せず最大限の防御をする必要があります。

現在は災害保険があるので安心ですが、それにしても、台風時には、不注意な窓の開け放ちは、周辺迷惑になるので気をつけたいと台風シーズンになると教訓として心に言い聞かせています。